2015年2月5日木曜日

「かやの木」日曜学級に参加しました



こんにちは。学生スタッフの玉木です。

埼玉大学では雪も降り、心なしか学生の顔も凍りかけているような日々が続いています…
風邪をひいたという話もよく耳にするようになりました。


そんな中、気持ちもほっと温まる活動に参加させていただきました!
ボランティアサークル「かやの木」の日曜学級です。

「かやの木」では、発達障がいの小学生たちを対象に、
隔週で日曜学級を企画、開催しています。

学級毎に学生からリーダー、サブリーダーを決め、
教案(行う内容やタイムテーブル、役割分担など)も、主にリーダーが決めています。
日曜日だけでなく、平日もサークルのメンバーで集まって
教案についていろいろと話し合っています。
そして日曜学級では、実際に子どもたちと触れ合いながら、
教案のリーダーがみんなを引っ張っていくという流れです。

私も何度か日曜学級におじゃまさせてもらっているのですが、
毎回毎回教案も違い、いろんな子たちと触れ合うことができて楽しいです!


今回の教案は「たこあげをしよう!~in the park~」
たこに絵を描いたり、たこあげをしたり、あとは大学生も交えての駅伝だったりと、
正月らしい内容です。

まずはたこ作り。
とにかく描きたいものにこだわりがある子、好きなものをとことん描いている子…
すぐに描き上げてしまう子もいれば、じっくり時間をかけようとする子もいて、
一人ひとりの違いが際立っています。



たこあげもなかなかの盛り上がり。
特に、天気も良く、1月にしては割と暖かい日だったこともあり、
子どもたちも元気よくたこあげをしていました。
上手くたこをあげるのは難しいようで、大学生も苦戦するほど。
何とかしてあげようと頑張っている皆さんの姿が心に残りました。


そして、駅伝(リレー)
子どもたちのみならず、大学生も本気です。
ちなみに私も走りました!
相も変わらず子どもたちは元気です。
2回走ったにもかかわらず、笑顔がはじけていました。

その後昼ごはんまで公園で遊び、みんなで昼食を食べてから子どもたちは解散。


終わった後、反省会にも出させていただいたのですが、
こちらでは大学生の皆さんの、子どもたちへの想いを強く感じました。

教案の内容やその日のリーダーについて、
なかなか気づかない細かいところまで真剣に考えています。
時間配分や、子どもたちの様子、いろいろな議論が交わされるのです。

毎回3時間ほどの日曜学級に、約2週間かけて注がれるエネルギーは本当に大きい!


子どもたちと接する上で、私も子どもの目線を忘れずに、
しっかり深いところまで見ていかなければいけないと、改めて気づかされました。


「かやの木」の皆さん、そして、日曜学級に参加した子どもたちやご家族の皆さん、
取材に協力していただき、ありがとうございました。