2015年10月12日 1回目12:30 2回目16:30~
埼玉大学 ラーニングコモンズ 参加者 約130名
太鼓集団「響」の前進でもある浦和商業高校の定時制学校の中で起こるさまざまな生徒たちのドラマがつづられたドキュメント映画でした。体育の授業に体育館に来ても立たない生徒たちに、「和太鼓演奏」を教材にしたのが、担任でもある平野先生でした。その後太鼓部の顧問でもある先生と生徒たちは太鼓集団「響」へと発展していきます。
響の中心メンバーの飯島さんは小中学校では不登校でも浦商で転換して今があります。この夏はエディンバラでの海外演奏も実現しました。
誰でも受け入れる学校がそこにはありました。レッテルをはって子どもを見ない事。子どもたちが元気になって、先生も元気になって「場」の力がつくられていく。「学校」という枠を超えた学校が出来ていました。
反対からいうと「学校」ってそんな場所でいいんじゃないか「学校は生きる希望をくれる場所」であってほしいと思うことが、私の一番のメッセージだと映画製作者の太田直子さんからのお話しでした。 ついつい既成概念の自分の物差しで子どもを見てしましがち・・そんなことに気づかせてくれる映画でした。
観に来てくださった方 ありがとうございました。